創業以来、CANSONはアーティストとクリエイティブで密接な絆を築いてきました。
今回はCANSON製品に大胆な色とかすれを駆使した作品を描く気鋭のファッションイラストレーター、Samilleをご紹介します。
Samille(さみぃゆ)/ ファッションイラスト作家(FUN-PRO. 所属)
大阪在住
大学卒業後、OLとして働きながらモードイラストの専門学校に通い、2017年より活動を開始。
ダイナミックな筆致と余白を活かした構図で人物、風景、ファッションアイテムなどを大胆に描写する作品を得意とする。
トレンドと共に”時代の空気感”を切り取る作品を描き、多くの企業のHP、広告イラストを手掛ける。
2017年10月 国内アパレルメーカーの老舗メンズブランド『ダーバン(D'URBAN)』の公式サイトで毎月のリコメンドファッションを提供する「Style Art」の連載がスタート。現在も連載中。
2017年12月 東京・銀座で初の個展を開催。
2018年4月 ダーバンが東京・丸の内KITTEビルにオープンする旗艦店のプロモーション用メインビジュアルを担当。オープニングイベントではライブドローイングを行い好評を博す。
2019年8月 ドイツの画材メーカーLYRA社の画材広告として作品が採用される。
デビュー前から行なっているライブドローイング活動は現在も継続中。
https://www.facebook.com/samille6
https://www.instagram.com/samille8/
事務所(ファン・プロ) http://fun-pro.jp/

【キャンソンと私】
キャンソンの紙はファッションイラストの専門学校に通い始めてから、ずっと利用しています。
どこの画材屋さんでも手に入るミ・タント紙は、特にパステル画を描く際に様々な紙色とパステルの色を組み合わせながら使用しています。
紙色も豊富なので、具体的なイメージに沿って作品を仕上げたい時には重宝しています。
また、私はクラフトで使用する時には「エッグシェル」という色がお気に入りで、よく使っています。
ミ・タント紙はインクジェットプリンタでも手軽に印刷出来るので、ちょっとした手作りのメッセージカードを作る時などにとても役立ってくれます。
モンバル水彩紙とヘリテージ水彩紙は、透明水彩を使った風景画を描くようになってからよく使うようになりました。
私は紙をバシャバシャに濡らしながら作品を描くのですが、どちらの紙も水で濡らした時に波打ちが少なく、とても丈夫なので安心して使うことができます。
特に、ヘリテージ水彩紙は私が風景画を描く時に多用する「かすれ」を水の加減でコントロールしやすいので、色々と工夫しながら様々な表現にトライしています。
最近はスケッチ用としてキャンソンのアートブック180°を持ち歩いています。
正直、小さい絵は得意ではないのですが、このアートブックはページが180度水平に開くので、移動中や外出先でイメージを描き留める時にとても重宝しています。
紙質もしっかりしているので、帰宅してから水彩で着色をすることもよくあります。
これからも様々なキャンソンの商品を創作活動に役立てながら、沢山の作品を描いていきたいと思います。
Samille